そもそもなぜ房総に来たのか 2
さてさて無収入のだんなはどうしたものやら。
「警備員だってなんだってやればいいじゃない」「つとめ先を探すのじゃなくてなんか自分で趣味でも始めれば」「家でPCの前に座って一日過ごすのはよくないよね」
毎日のようにだんなを攻める私。お互いにストレスが溜まって行く日々。
3食ご飯を作っているのも私のストレスになってきた日々でした。
そんな日々、バス通りで見かける小さなカフェに「貸し店舗」の張り紙が。
「そうだ、店をやろう!」
そして2013年の春、飲食店を始めたのでした。
「店やるけど一緒にやる?家にいるより人に会った方がいいんじゃない?」
主人の社会復帰の意味も兼ねて。少しずつ意識を変えて行ってほしかったのかも知れません。まだ人生長いのですから、会社員と違う生活、生き甲斐を模索してほしかったのです。
店は大変だけどお客さんは毎日来てくれました。台風の日も雪の日も、一人もお客さんが来ない日はありませんでした。
主人も慣れない飲食店で大変そうでしたが、マイペースでお客さんとの会話も楽しむ余裕も出てきました。
でも私の体力が続かなかった。。。
朝早くから仕込みに入り、人もピークで7人雇用し、体力的にも経営を管理するメンタル的にも日々疲労は溜まっていき、1年経過したところで、身体がアラームを出し始めたのです。
続く