南房総でシンプル田舎暮らし

南房総に移住を計画中の中高年夫婦の暮らしを綴ります。

小糸川温泉

ちょっと温泉入って来る〜ってすんごい贅沢じゃない?

今日も「ちょっと温泉に」。車で10分の里山にぽつんとある小糸川温泉。わかりにくい場所ですが、「営業中」「とろろごはん」の旗がひらめいています。

 

旗がひらめく入り口の建物が温泉???いえ入り口にある建物はご自宅です。奥に入ると広い駐車場と建物があります。週末はツーリングのお客さんも多いですね。

 

金曜日〜月曜日の営業です。入浴料1000円。2時以降は500円になります。(営業は4時まで)

 

地元の人は2時以降に来る人が多いですね。常連さんも多いです。いろいろ地元の情報が常連さんから聞けます。

 

 

 

「ここのお湯は一番いいね。」と常連さんが言います。腰痛、リュウマチ、アトピーに効くそう。毎日のように来るおばあちゃん、「私、白髪がなくなったのよ。ここのお湯で頭洗うといいよ。真っ白だったのよ、それがほら!」って毎回ごま塩の頭を見せて話をしてくれます。私も白髪が多いので、毎回洗髪しています。どうかなあ〜。

 

お湯は茶色です。「茶水」とか「黒湯」とか言われていて、千葉は多いそうです。

ヨードを多く含むのが特徴のようで、「チェルノブイリ原発事故の時に、小糸の温泉をロシアに送った」と言う人もいます、、、。まあ、地元の古いお豆腐屋さんの店主がいうことだから本当かもしれないね。

 

黒くてお風呂の底が見えません。ぬるっとしています。ちょっと舐めて見るとしょっぱいです。

 

ここのお風呂に入ったあとはお肌しっとり、寝る時もぽっかぽか。先日など寒い夜中なのに、気がついたらお布団蹴飛ばしてました(汗)。

 

一番乗りで誰もいなかったので、写真をぱちり。

ときどき垢のような白いものが浮いていますが、温泉成分の「湯の花」ですよ〜。

 

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ここの楽しみがもうひとつ、+300円で定食が食べられる事です。

 

但し、11時までに注文のこと。私はごはんが食べたいときは11時までに入って、ご飯を頼んだあと、お風呂に1時間ばかり入ります。出て来る12時頃にちょうどご飯が運ばれます。(時間も決まってはなく、ご店主が見計らって出されるようです)

 

これが美味しいのです!!自家製のお米は減農薬で育てたお米で、必要な分だけ精米して炊くそうです。野菜も自家製。メニューはその日の定食1点のみですが、季節の野菜づくしのおばあちゃんのお料理です。ごはんが美味しい!自家製味噌のみそ汁もいい味!漬け物がこれまた美味しい!

 

この日は大根づくしでしたね。

 

 

 

これだけのお料理が+300円で食べられるって魅力ですよねえ。

 

毎日来ているおじいちゃん、まずはご飯を食べてから、お風呂に入って、座敷で休憩して、ちょっとお昼寝して、またお風呂に入って、と。

 

ああ〜天国だよね。

 

 

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