南房総でシンプル田舎暮らし

南房総に移住を計画中の中高年夫婦の暮らしを綴ります。

養老渓谷 ウォーキング

養老渓谷で森林浴

新緑のまぶしい季節。主人と犬を連れて養老渓谷を歩いてきました。

 

平日は人もまばらの養老渓谷。なんでもシーズンは紅葉の秋だそう。

飲食店もほとんど週末だけのオープン。廻りにはコンビニもないため、途中の弁当屋でお弁当を買っていきます。

 

地元で人気の「としまや弁当」。君津市内のあちらこちらに店があります。

 

一番人気だという焼豚丼!美味しいご飯をとろとろの焼豚で覆うという、肉好きおばさんにはたまりませんね。

 

おいしゅうございました。(←岸朝子さん風に)

 

 

 

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車を市営駐車場に停め(有料とありますが、平日は無人なので停めさせていただきました)、下の川に降りて遊歩道を散歩します。

往復1時間ほど歩いたでしょうか。

犬を連れて新緑の景色と川沿いは楽しく歩けますね。

 

 

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新緑の養老渓谷、オススメです。

夏の日本酒

寿萬亀 「夏の一献(なつのいっこん)」

日本酒初心者としては、蒸し暑い日本の夏に飲む酒は何がいいだろうかと。

先日、居酒屋で飲んだコレは珍しい発泡日本酒。よくある発泡日本酒は炭酸ガスを注入しているのですが、これは瓶内発泡させているもので、グラスに注いだ時の泡の立ち方はまさにシャンパンでした。

 

飲み口もすっきりとドライでこれは美味しい!

 

そしてもう一つ、夏にオススメの日本酒。「夏の一献」。

 

実はおばちゃん、「一献」を「いっけん」と今まで読んでいました(汗)

お恥ずかしや、、、。

 

鴨川にある創業270年の酒造、「亀田酒造」。「寿萬亀」というブランドが有名で数多く受賞もしています。

 

この亀田酒造の特徴は、「通年醸造」。

「なんやそれ?」(なぜか急に関西弁になりますが)って思いますよね。

 

はい、ご説明しましょう。受け売りですが。

 

お酒を造る人「杜氏(とうじ)」という仕事はかつては、冬の農家の男性の出稼ぎの仕事だったのですね。米を収穫した晩秋から米を仕込み終える春までの間、住み込みで酒造りをしたそうです。

 

今でも地方の小さな酒蔵は酒の仕込みの期間だけ杜氏を雇うという。ですので、酒の仕込みは冬だけだったのです。

 

大手酒造メーカーはもちろん温度管理など機械による品質管理ができるので、1年中お酒を作っています。

 

話は戻りますが、鴨川の亀田酒造は、杜氏が社員でいるため、一年中酒造りができるのです。

 

そして夏用のしぼりたての酒「夏の一献」が毎年、季節限定商品で出るそうです。

 

しぼりたての原酒。アルコール度数は17度と高いので、是非オンザロックで、と杜氏のお話。

 

ならばと今宵の一献はオンザロックで。

 

氷が溶けるにつれ、まろやかな味わいになり、なおかつドライですっきりした飲み心地。

 

夏の日本酒にオススメです。

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酵素風呂 悠友庵(ゆうゆうあん)

 

 

 

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酵素風呂デトックス

 

三浦半島に住んでいた時、オーガニックな人の間で酵素風呂が静かなブームでした。

実は住んでいた家の近くにも「ヒノキ酵素風呂」なる看板を掲げる1軒屋があったのですが、やっているのかやっていないのかわからないような様子で不思議に思っていました。

 

その酵素風呂、引っ越した君津にあったのです。こちらのサイトから知りました。

 

初めて行ったのは去年の夏。たどり着けるのか、心配になってくるような山の中にあります。

 

オーナーの遠藤さんは30年以上袖ヶ浦でヨガを教えています。食と健康も勉強されている深い知識を持ちながら、謙虚で優しい人です。大好き!

 

米糠と裏のスギ林から伐採した杉やヒノキのおがくず、などを入れた床を発酵させます。発酵した床は自然発熱して40〜60度になるそう。

 

専用の衣服(木綿のフード付きの上着とパンツ)に更衣室で着替えて「さあ、こちらにどうぞ」と酵素床にスコップでクボミをつけた場所に仰向けに寝ます。

遠藤さんがスコップで体の上に酵素床をかけていきます。顔にもガーゼをかぶせて酵素床をかけます。

 

10分もすると汗がじんわり。途中で数回、お水をくれます。美味しい井戸水です。

 

酵素風呂は発汗するだけでなく、酵素に含まれるミネラルやビタミンなどの成分が毛穴からも吸収されます。汗で毒素を排出し、発酵成分が体に取り込まれるという。

 

45分から1時間、その人の体調に合わせて時間は決めてくれます。「さあ、上がりましょうか」と言われ、自分で酵素床だらけの出で立ちでそのまま椅子の置いてある場所へ。

 

坊主頭の尼さんのようなキヨさんが「はい、立ってください!」「はいこちらを向いてください!」とテキパキとホウキで衣服についた酵素床を払います。

 

シャワーがあるのでそこでシャワーを浴びて着替えます。シャワー室には「今日は石鹸で体を洗わないでください」という張り紙が。せっかくの効能が石鹸で洗い流されると効果がないそうです。

 

シャワーを浴びて出ると、テーブルにお茶と軽食が用意されています。

 

こちらも楽しみの一つ。自家栽培の野菜の料理でキヨさんのお手製です。毎回滋味溢れる料理と自然茶がデトックスした体に染み渡ります。

 

岩盤浴同様、短時間で大量の汗をかき、終わった後はすっきり。なぜか頭もすっきり。

 

外に出ると新緑の爽やかな風がそよぎ、ああ、いい気持ち。

 

 

 

 

 

 

 

 

養老渓谷でプチ鉄子の日

小湊鉄道養老渓谷

房総の里山の中を走る単線、小湊鉄道

君津から市原、大多喜に向かうと里山の田園風景の中を走る小湊鉄道線に出逢うことがあります。といっても一時間に1本あるかないかの本数。出逢えるのはラッキーかも。

 

その小湊鉄道のことを絵本「だるまちゃん」シリーズで有名な絵本作家かこさとしさんが出版されたと知り、養老渓谷駅まで行ってきました。

 

まずはひなびた小さな養老渓谷駅。

 

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電車は1時間に1本あるかないか。おばちゃんが一人で掃除をしていました。(後日わかったのですが、おばちゃんは駅員さんでした〜)

週末はトロッコ列車が走ります。

 

待っていてもずうっと電車は来ないようなので、お昼を「手打ちそば ゆい」で頂き、来る道に戻り、そこで電車を待つことに。

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キタ〜!!のどかな里山をちっちゃな電車が走ります。う〜ん、のどかな光景です。

 

別に鉄道オタクでも何でもないけれど、フォトジェニックな駅舎や電車に大満足。

 

 

亀山温泉

 

亀山湖ほとりにある黒湯温泉

 

君津インターから30分。久留里くるり)を抜けて亀山湖があります。

湖のほとりにある、亀山温泉ホテルで日帰り入浴をしてきました。

 

 

 

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こちらは黒湯、または茶水と言われる、お湯で源泉掛け流し。

 

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小糸川温泉と同じでヨードの含有量の多い、茶色くてとろりとしたお湯です。

房総の温泉は2種類あり、一つは透明な硫黄泉、そしてもう一つは茶色いヨード泉です。

 

なんでも養老渓谷の辺りでこの2種類の泉質が分かれる場所があるそう。

道のこちら側は硫黄泉であちらは黒湯、という。いつか見つけてみたいな。

 

 

 

 

 

 

南房総市の山ん中にこつ然と現れるハンバーガーショップ

山ん中のサバドッグ

南房総市の道の駅までサバドッグを食べに行って参りました。

場所は南房総三芳にある道の駅。

 

君津〜富津〜鋸南南房総三芳のルートで小一時間。

南房総市は海から山に入ると、両側に田畑が広がる風景がひたすら続きます。

コンビニもスーパーもドラッグストアもなあんもない、広い整備された道をただひたすら走ります。

 

車も少ないこんなところに道の駅はあるのだろうか、、、あった!BINGO!

 

BINGO バーガー!

 

 

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こちらは和牛100%のパテをその場で調理してくれるハンバーガーが美味しいと評判ですが、私の今回の目的はサバサンド!!

 

えっ、鯖?と思われるかもしれませんが、かつてTVでギリシャの港に鯖サンドを出す屋台がたくさんあって名物だというのを見て以来、食べたかった鯖サンド。

 

そしてやはりTVで見て食べてみたかったベトナムのサンドイッチ、バインミー。

バインミーはフランスパンに野菜や魚が挟んであるものだそうで、ポイントは私の大好きなパクチーが入っているのです。

 

そしてこちらの鯖サンドの私のツボはパクチー入りだということ!!これはもうパクチーを追加注文で(笑)。お店の感じのよいおにいさん「追加できますよ。パクチー美味しいですよね!」とパクチー友達感をサービスしてくれたのです。

 

次回はハンバーガーを食べてみよっと。ちょっとここまで遠いのですが、鯖サンド美味しかったから、また来よう♬

 

富津 グルメ

タダのグルメじゃない、富津オモロい美味しい店

内房総、フェリー乗り場のある富津市。穏やかな海に面していて富士山も見えることから、房総の葉山と言われ、芸能人の別荘もある富津です。

 

葉山に住んでいたボヘミアンおばちゃんとしては、

 

葉山より濃い!!

 

のが印象。

 

では濃い富津グルメをご紹介しましょう。

 

まずはフレッシュマート三平ステーキ!

 

 

 

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佐貫駅近くにある精肉店です。肉屋の一角にカウンター5席ほどの居酒屋があります。

 

肉屋はごく普通の肉屋、店内どこを見ても飲食スペース、カウンターらしきものが見当たりません。肉のショーケースの内側でレジ会計をするお店の人に「ステーキたべられるのですか?」と聞くと、

 

「ああ、ここでね。横が入り口」

 

と後ろを指差します。ショーケースの反対側にはカウンター。そして入り口は一旦店を出て、別の入り口から。

 

店内は居酒屋になっていて昼も営業していてそこでステーキが食べられるのです。

ステーキも和牛(時価)、豚の焼き肉、焼き鳥、おでんなどメニューも他にもあります。

 

オーストラリア牛の250gほどもあるステーキを店のおばちゃんが目の前で焼いてちゃあんと鉄板で出してくれるのです。冷蔵庫から食べごろの熟成肉を出し(さすが肉屋です)、塩、胡椒のみの味付けでバターとレモンスライスが乗っかってアツアツ、じゅーじゅーの鉄板で出されます。

 

これで1250円!ご飯とみそ汁が200円そこらでつきます。

 

さすが、肉屋さんのステーキ!!旨いです!!

 

 

 

 

もう一件はカレーの店、「あさると」。

 

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ここはもう別世界です。怪しい入りにくい扉を開けると、もう「なんでこんなところに???」「何?何?何?」と?が頭を飛び交います。

 

こういうところのマスターは偏屈で怖いんだろうなあとオドオドしながら、カウンターに座ると。マスター、おばちゃんの一人客が珍しいのと、ジムニー好きでと話はつきない。なかなかオーダーまで行き着けない。

 

で、やっぱり食べログに載っていた、イカフライのカレーに。欧州風のカレールーに揚げたてのドッサリイカフライ!細く切ったイカフライはおばちゃんも噛み切れる柔らかさ。ご飯も美味しいし、完食!!

マスター、帰りがけに「今度はカレー食べなくてもいいから、また来てね」って優しいマスターです。

 

2件とも入りにくい店だけど。お店の人も優しいし、美味しいし。是非勇気を出してGO!!!